喫煙による死者数

タバコは、世界で2番目に多い死因であり、 10人に1人がタバコが原因で死亡(毎年540万人)している。
現在喫煙している者のおよそ半数(約6億5千万人) が最終的にはタバコが原因で死亡するといわれている(以上、WHOによる)。
世界銀行からの出版物では、2030年までには、6人に1人(年間約1000万人) が喫煙によって死亡すると予測されている。
喫煙は、世界で最大の予防可能な死因であるとされる。

日本では厚生労働省は、「健康日本21」の中で、「最新の疫学データに基づく推計では、 たばこによる超過死亡数は、1995年には日本では9万5000人であり、 全死亡数の12%を占めている」としている。

日本政府の喫煙対策予算はゼロである。
これを「東洋経済」2007年3/24号は、 年間6千人しか死者を出さない交通事故対策に1兆7351億円もの予算が計上され、 死者のないBSE対策予算にも132億円が計上されていることと比較している。
(Wiki)

日本人の死因第一位の病症は「がん」(悪性新生物)であり、中でも肺がんがもっとも多い。
肺がんは基本的に検診によってのみ発見できる病気であり、自覚症状は出るものの、 その時には手遅れになっている場合が多い病気でもある。
病気になって「たばこを止めなければ」と決意した時にはもう遅い場合が多いということです。

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